春の木曽路を巡る① 奈良井宿へ 

バンライフ

2023年のゴールデンウイークは、予定が見えず直前まで無計画でしたが、休みの目途が立ったのでどこかに山登りか城巡りにでも行こうということになりました。いつか行ってみたいと思っていた中に、苗木城と岩村城がありましたが、山城なので夏は暑いし冬は寒いということで、この時期が丁度良いのではと考え、行ってみることに。車中泊なら予約も要らず、思い立ったら旅に行けるのがメリットですね。

行きはのんびりハイウェイ温泉に寄って道の駅へ

折角行くならということで、奈良井宿という日本一長い宿場町が雰囲気が良さそうなので、苗木城の前に訪れることにしました。人出もほぼコロナ前の水準に戻りつつあり、観光地の混雑や高速道路の渋滞も見込まれましたが、時間帯をずらせば渋滞を回避できるのではということで、昼過ぎに自宅を出発し、中央高速で諏訪湖SAを目指しました。思惑通り、渋滞も無く順調に進み、談合坂SAで休憩。

談合坂SAの「カフェ桔梗屋黒蜜庵」で、桔梗信玄ソフト+(プラス)をいただきました。黒蜜ときなこのハーモニーが抜群。「桔梗信玄棒」がプラスされているので、「+(プラス)」という名前

全く渋滞も無く、夕方諏訪湖SAに到着しました。ここにある「ハイウェイ温泉諏訪湖」でさっぱりとしてから奈良井宿に向かうという計画です。

ここはそんなに大きい温泉ではなく、10人も入ると一杯になってしまうくらい(洗い場は6人分程度)なので、待ち時間も見込んでおいた方が安心です。特に女湯の方が待ちが生じやすいようです。

道の駅「奈良井木曽の大橋」で仮眠

伊北インターで降り、途中のスーパー「ツルヤ」で夕食と翌日の朝食を調達してから奈良井宿に向かいました。今夜は道の駅「奈良井木曽の大橋」で仮眠します。ライトアップされた木曽の大橋が美しい。

夕食はポータブル電源にIHコンロを接続して、ホットサンドメーカーでピザを焼きました。スーパーで購入したサラダとともにいただきます。

ホットサンドメーカーは色々と応用が効いて便利
ピザもうまく焼けました。クッキングペーパーを使って焼くとホットサンドメーカーが汚れないので、後のお手入れが楽ちん。

鍋焼きうどんも温めて食べました。IHに対応した容器であれば簡単に温められるので便利。

そのまま温められるので便利

翌朝、雲がほとんどない晴天になりました。気持ちの良い朝です。駐車場は朝から次々と車が入ってきてほぼ一杯になってきました。

奈良井宿はJR中央本線の線路を挟んで向こう側にあります。

奈良井宿を散策

混雑する前に朝の奈良井宿を散策してみました。静寂に包まれた宿場町が約1kmに渡って続いています。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。鳥居峠寄りにある鎮神社に向かって町を散策してみました。

JR奈良井駅寄りの宿場町の端付近。ずっと奥に宿場町のお店が軒を連ねています。
食事処 越後屋 元は漆器店だったようで歴史を感じさせますね
こちらは酒屋さんですね。軒先に杉玉が吊り下げされています。
宿場には通り沿いに何箇所も水場があり、水が豊富に流れています。
ゆるやかにカーブを描いて並ぶ家々。きっと江戸時代もこんな感じだったんだろうなと思わせる風景です。
ここは「鍵の手」と呼ばれるところ。道がクランク状に曲がっていて、先が見通せないようになっています。道が曲がっているところで迎え撃つことで、敵が来ても一気に攻め込まれないように防御することが可能となっています。
復元された「高札場」。ここに宿場町の掟や定など、今で言う法律や条例などが掲げられ、人々に周知されていました。
宿場町の南端にある鎮(しずめ)神社。奈良井宿に疫病が流行り、それを鎮めるために千葉県の香取神社から主神を招き祭祀を始めたとのこと。
鎮神社から来た道を戻って奈良井駅方面へ。どこを取っても絵になりますね。
新緑の木々と宿場町の町並み。爽やかな風が吹き抜けていきます。

早朝の奈良井宿を散策した後、車に戻って軽い朝食。IHヒーターでお湯を沸かしてコーヒーを入れ、昨日ツルヤで買ったベーグルを温めて食べました。

収納バスケットに木製のフタを載せてテーブル代わりにしました。
温めたベーグルとサラダ、コーヒーで朝食

朝食の後、再び奈良井宿に行ってみると、だいぶ賑やかになってきていて、通りでは春祭りの準備が始まっていました。

通りに柱を建て、提灯を飾ろうとしているところです。地面にはちゃんと穴が開いていて、柱を建てられるようになっていました。
御神燈の提灯が掲げられると、お祭りの雰囲気がぐっと高まります。

お店もぼちぼち開き始めました。五平餅やお団子を焼く香ばしい匂いにつられて、思わず足が止まります。

五平餅&だんごのお店。道行く人々がお団子の匂いに吸い寄せられていきます(笑)。
米粉のお団子は一皿2本で150円。奈良井宿に限らず、この辺りは食べ物の値段が安くて驚きます。

お団子の次は煎餅屋さんを覗いてみました。醤油煎餅の他に少ししっとりした味噌煎餅や辛子味噌煎餅など色々ありました。しっとり系の辛子味噌煎餅とパリッとした梅ざらめ煎餅をお土産に購入。

もちろん、名物の五平餅は外せません。色々なお店で色々な形の五平餅を売っていました。よく見る楕円形のものだけでなく、丸いお団子型のものも。今回はゴマ味噌だれが美味しそうなお団子型の五平餅を食べてみました。期待どおりに美味しかったです。

ゴマ味噌のたれがたっぷり掛かった五平餅。見るからに美味しそうです。
提灯が飾られた通りには、人の流れも増えて賑やかになってきました。
賑やかな宿場町も活気があって良いですね。昔も大勢の旅人で賑わっていたことでしょう。

お天気にも恵まれ、春の奈良井宿の美しい風景や美味しい五平餅を堪能することができました。また秋など違う季節にも訪れてみたいです。大勢の観光客で賑やかになってきた奈良井宿を後にし、国道19号(中山道)を中津川方面にドライブしながら、次の目的地である苗木城を目指しました。(つづく)