さて、今回の琵琶湖周辺城巡りの旅も最終日となりました。最後に訪れるのは、国宝にして現存12天守の1つを有する彦根城です。
彦根城とは
彦根城は、徳川四天王の1人である井伊直政を祖とし、多くの大老を輩出した譜代大名である井伊氏14代の居城でした。城が築かれた彦根山は金亀山の別名を持つことから、金亀城(こんきじょう)とも呼ばれました。明治の廃城令による破却を免れ、現存する天守と附櫓(つけやぐら)及び多聞櫓(たもんやぐら)の2棟が国宝に指定しれています。

内堀に掛かる表門橋の近くには「彦根の古城」と刻まれた石碑が立っています。

表門を入ってすぐ、長い上り坂の石段が表門山道です。左側は高い石垣になっています。

表門山道を登り切ると目の前にあるのは廊下橋。戦時にはこの橋を落とすことで、攻めてきた敵は高い石垣を登るしかなくなります。

廊下橋の向こうが本丸方面になります。多門櫓の両端に二重櫓が配置されており、左右対称になっていることから「天秤櫓」と呼ばれているそうです。

天守がある本丸表口をかためる太鼓門と続櫓。城内合図の太鼓を置いたところから名付けられたと言われているそうです。

本丸にある天守。現存12天守の1つで、3階3重の造りになっています。大津城から移築されたといわれています。

天守の入り口は狭く急な階段になっています。敵の侵入を防ぐような造りになっているのですね。

天守最上階の屋根の梁は、天然の木材を巧みに組み合わせて屋根を支えています。

天守からの眺め。琵琶湖が対岸まで良く見えますね。

やはり天守は斜めからの角度が格好いいです。彦根城の天守は、装飾性が高い建築だったことが分かります。

彦根城の本丸まで見学した後は、彦根城屋形船で堀の上から彦根城を鑑賞。お堀の中を船で巡るのは初めてで新鮮な景色です。

お堀の水面から天守が見えました。江戸時代の昔からこのような風景だったのでしょうね。

玄宮園と楽々園
彦根城の隣には名勝 玄宮園と楽々園があります。玄宮園は下屋敷である槻御殿(けやきごてん)に付随する後園として江戸時代前期に造られた大規模な池泉回遊式庭園です。

こちらは江戸時代には「槻御殿」と呼ばれていた楽々園。井伊家13代の井伊直弼は隠居していた11代直中の子としてこの槻御殿で産まれたとのこと。

お腹も空いてきたので、一旦お城から出て近くの居酒屋さん「近江や 蔵」で昼食を。注文したのは近江牛和風ハンバーグ御膳と同じくデミグラスハンバーグ御膳。美味しくいただきました。

昼食後、今やゆるキャラとして全国でも有名な「ひこにゃん」のお出ましスケジュールに合わせて、再度彦根城へ。ちなみに、「ひこにゃん」は、彦根藩井伊家二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる”招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備えの兜を合体させて生まれたキャラクターとのこと。(彦根市ホームページより)

締めくくりに、CLUB HARIEの「美濠の舎 カフェ」でお茶を飲みまったりと。少し待ちましたが、広いテーブルでゆっくりできました。アールグレイとケーキのセットをいただきました。
こちらはモンブラン。

こちらは「天使のフワフワミニスフレ」。

3日間に渡って、琵琶湖東岸の小谷城、観音寺城、安土城、そして彦根城を周る旅もこれで終了。あとは一路自宅までの長いドライブを残すのみです。今回は車中泊やキャンプをせずにホテルを利用したので、のんびりと観光することができ、楽しい旅でした。(おわり)


